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2023.10.01

スズメバチに関する注意喚起


特に8月~10月は、オオスズメバチやキイロスズメバチの活動が最も活発になり、危険な時期です。


この時期のハイキングには、念のため、ポイズンリムーバーを携行しましょう。


もし刺されてしまった場合は、まず慌てずそっとその場から離れてください。

安全な場所でポイズンリムーバーを使用して毒を吸い取り、十分な水で洗い流します。ハチの針が残っている場合はピンセットで抜き取りましょう。

患部には抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を塗り、保冷剤などで冷やした状態にして、すぐに病院へ行き医師の診察を受けてください。


スズメバチは社会性をもつ昆虫で 、大木の根元や土の中、木の枝や建物の隙間などに作った巣を、夏から秋にかけて大きくしていくため、防御のための警戒も激しくなります。


複数のスズメバチが飛び回っている場所の近くには、巣がある可能性があり、ハチが「カチッ、カチッ」という音を立てている場合は、特に注意が必要です。ハチを刺激しないよう静かに、速やかにその場から遠ざかってください。


また、巣の近くでなくてもハチに出遭うことがあります。その場合、刺激を与えずにじっと待っていれば、通常はハチの方から去っていきますが、去らないときはこちらが静かに立ち去りましょう。


スズメバチは、黒くて動くものに敏感に反応すると言われています。また、香水などの臭いに対しても反応するため、極力使用を避けるのが良いでしょう。


なお、アシナガバチについても、刺されると激痛やショックを起こすことがあるため、注意が必要です。


トレイルには地蜂(ヂバチ)やスズメバチが生息しています。
地蜂はスズメバチほど攻撃性や毒性は強くないものの、地中や木の洞に巣を作る習性があるため、巣の存在に気づかずに不用意に近づきすぎて刺激してしまうことがあります。スズメバチは日本のハチ類の中で最も強力な毒を持ち、かつ高い攻撃性を有しており特に注意が必要です。
いずれの蜂も毒性の強弱に関わらず刺されることで全身アレルギー反応(アナフェラキシー)になると死に至る可能性があります。
ハチが飛んでいたら刺激せず静かに飛び去るのを待ってください。刺激を加えると襲い掛かってくる場合があります。もし刺された後に動悸が早くなったり、めまいを感じたら危険な状態にあります。その場合は至急、救急ダイヤルに電話し、現在地をオフィシャルマップで伝え、病院へ行ってください。
(救急ダイヤル119番)
救急隊の到着まで時間がかかることもあります。その場合はもし連絡がつけば日本中毒情報センターに電話をして指示をあおいでください。
・日本中毒センター 大阪中毒110番 072-727-2499(24h)
・日本中毒センター つくば中毒110番 029-852-9999(9~21時)


引用:信越トレイルHP「よくある質問」 ハチに関する注意点を教えてください。

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